「そんなに食べてないのに太る…」は本当?
「量は測ってるのに太る」
「運動量も変わってないのに体重増加」
太りやすい猫を飼っていると、
多くの飼い主さんがこう感じます。
でも実は、
猫の肥満は“食事量だけ”が原因ではありません。
- フードの質
- 与え方
- 生活リズム
- 年齢・体質
これらが複合的に重なって起こるのが猫の肥満です。
結論:太りやすい猫ほど「管理」が重要
先に結論です。
✔ フードを変えるだけでは不十分
✔ 量・質・与え方のバランスが鍵
✔ 生活環境まで含めて考える
この記事では
「今日から実践できるフード管理方法」を
段階的に解説します。
猫が太りやすくなる主な原因
① 避妊・去勢手術後
手術後は、
- 基礎代謝が約20〜30%低下
- 食欲は変わらない
これが最大の落とし穴なんです。
② 室内飼い+運動不足
- 上下運動が少ない
- 狩猟行動が減る
結果、
消費カロリーが圧倒的に少ない。
③ 高カロリーフードの与えすぎ
- 嗜好性重視
- 高脂質
「良さそう」=「太りにくい」
ではありません。
④ 間食・おやつの積み重ね
少量でも、
毎日続けば確実に脂肪になります。
肥満が猫に与えるリスク
「ちょっとぽっちゃり」は
実は危険なんです。
肥満によるリスク
- 糖尿病
- 関節疾患
- 心臓への負担
- 毛づくろい不足
- 寿命の短縮
見た目以上に深刻です。
まず見直すべきは「フード量」
パッケージ表記を鵜呑みにしない
表示量は
「標準体型・標準運動量」前提。
太りやすい猫には
多すぎる場合がほとんど。
正しい量の考え方
- 現体重ではなく「理想体重」
- 1割ずつ減らす
急激な減量はNGです。
人間と同じですね。
フードの「質」が太りやすさを左右する
カロリーだけ見ていませんか?
低カロリーでも、
- 炭水化物が多い
- たんぱく質が少ない
と、
満足感が低く、食べ過ぎに繋がります。
太りにくいフードの特徴
✔ 動物性たんぱく質が主原料
✔ 脂質が控えめ
✔ 炭水化物が過剰でない
判断基準は
こちらの記事がオススメです。
グレインフリーは肥満対策になる?
結論:ケースバイケース。
向いている場合
- 穀物でお腹が張る
- 便が不安定
グレインフリーが向いている猫や
メリット&デメリットは
で詳しく解説しています。
「食べ方」を変えるだけで太りにくくなる
① 置き餌をやめる
常に食べられる状態は
満腹感が鈍ってしまいます。
② 1日2回→3〜4回に分ける
血糖値の急上昇を防ぎ、
脂肪がつきにくくなります。
③ 早食い防止
- 早食い皿
- パズルフィーダー
ゆっくり食べられて
満足感もアップします。
自動給餌器は肥満対策の味方
「管理できないから太る」
これは本当です。
自動給餌器のメリット
- 量を正確に管理
- 時間固定
- 家族全員の与えすぎ防止
フードボウル環境も影響する
食べやすさ=食べ過ぎ
床置きだと、
- 早食い
- 空気飲み込み
につながることも。
実はフードボウルの高さが合っていない
なんてことも考えられます。
こちらの記事を参考に最適な高さの
フードボウルを選んでくださいね。
おやつとの正しい付き合い方
原則
- 1日の総カロリーの10%以内
- 毎日あげない
おやつを食べている姿が可愛くて
毎日あげがちですが
猫ちゃんの健康を第一に考えましょう!
ご褒美は「量」より「価値」
- 特別な時だけ
- 小さくてもOK
毎日もらえるご褒美より
特別な日に貰えるご褒美の方が
価値が上がりますよね!
フード切り替え時の注意点
ダイエット目的でも
急な切り替えはNG。
- 下痢
- 食欲不振
- ストレス
の原因になってしまうことも…!
少しずつ様子を見ながら
切り替えていくことが大事です。
留守番が多い猫は特に注意
- 食べている量が把握しづらい
- 退屈=食べる
適正量を食べているか
きちんと管理・把握することが
健康への第一歩となります。
ダイエット中にやってはいけないこと
❌ 絶食
❌ 極端な減量
❌ フードをコロコロ変える
猫は
急激な変化にとても弱い動物です。
“少しずつ”試してみて
合わなければ元に戻す勇希も必要です。
よくある質問(Q&A)
- どれくらいで痩せる?
-
目安は
1か月に体重の1〜2%減です。 - シニア猫もダイエットしていい?
-
無理な減量はNG。
維持重視で管理を。
体重管理で一番大切なこと
それは
「継続できること」。
- 高すぎるフード
- 面倒な管理
は、必ず破綻します。
無理のない計画を立てるように
しましょうね!
まとめ|太りやすい猫を守れるのは飼い主だけ
太りやすい体質は、
猫の「せい」ではありません。
✔ 代謝が落ちる
✔ 運動量が少ない
✔ 食事を自分で選べない
だからこそ、
飼い主の管理がすべてです。
フードの量を見直し、
原材料を理解し、
食べ方と環境を整える。
この積み重ねが、
- 健康寿命を延ばし
- 病気のリスクを減らし
- 毎日を快適にします。
ダイエットは「我慢」ではなく、
愛猫が長く元気に生きるための調整。
今日から少しずつ、
無理のないフード管理を始めていきましょう。
